修了生体験談

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修了生体験談

田﨑 志織
日本の食文化を世界に伝えたい!その想いを形にしたいと飛び込んだ「イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム」。誰に?何を提供するのかのビジネスモデルもなく起業した私にはここで学んだこと、出逢った先生方や仲間はかけがえのないものとなりました。最終発表での佐賀県ゆかりのチームメンバーで考えたアイディア「佐賀県100味100景」は佐賀県内市長村の特産品でつくるみそだまを、佐賀絶景ポイントで撮影するというものでした。このアイディアは現在、佐賀県伊万里市の伊万里焼窯元様と共同で商品開発を行うまでになっています。2016年1月末から2月初めの東京ドームでのテーブルウエアフェスティバルで試作品発表。2017年は同会場で商品販売の計画まで進んでいます。この学びがなければ生まれなかったアイデアや企画で、それを形にする方法を学ばせていただけたこと、それをサポートして下さった先生方、応援して支えてくれた勉強仲間のおかげだと、深く感謝しております。女性と言わずだれでも活躍できる時代になろうとしている今。その時代にあった学びと出逢えたことが何より幸運だったと感じています。行動した人だけが結果が変わるのだと思いました。
花田 久子
私が「イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム」を知ったのは、2015年1月の新聞掲載でした。翌月に当時25年間勤務していた職場を退職することが決まっていたため、再就職するまでの間に時間を有効に使い何か学びたいと思っていた時でした。急に空いてしまう時間をどうにかしたいという漠然とした気持ちでしたが、キックオフシンポジウムに参加して、皆さんのいろいろなお話しをお伺いした時に、「学びたい」「入学したい」に変化しました。
授業は、講師の話を一方的に聞き受講するのではなく、グループで課題を克服していく授業でしたので、幅広い方と出会うことができ、自分とは違う意見や考えに触れられたので、たくさんの刺激を受け大変勉強になりました。
不安は、学童保育所を退所していた二人の子供のことでしたが、構内で実施された学童保育を利用することができたので、安心して授業に来ることができ、大変助かりました。
一年間の学びを終えようとする頃、再就職先が決まりました。事務系のお仕事ではあるものの、私のこれまでとは違う分野の仕事ですので、新たな世界で日々勉強中です。
最終成果発表会で発表した「スケット本舗」も継続して行っています。
何事も「継続は力なり」を信じてまだまだ邁進中です。
小林 美佳
2年前、私は女性のリーダーシップや自分らしく働くとはどういうことか学びたいと考えていました。ちょうどその頃、偶然この講座をインターネットで発見、「社会人学び直し」「イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム」という言葉に惹き込まれるように受講を決めました。
この講座を通して幅広い年齢層かつバックグラウンドを持つ無二の仲間と出会い学びあえたこと、そしてチーム員一人一人の特長を活かし、周りを巻き込みながら共に成長する「リーダー」という形があると知ることができたことは、私にとっての最大の財産となりました。あっという間の10ヶ月間でした。
この講座の受講がきっかけとなり、更に多様な仲間と学びたい、私にできることは何かと考えるようになり、2016年度は福岡県女性海外研修事業に参加しました。ノルウェーを訪問し社会保障や教育制度、女性リーダー育成についての関係施設を視察、これから福岡県のために何ができるかを模索しているところです。
仕事の傍らの学習は平坦な道ではないですが、多様な仲間と出会い学ぶことで自身の特性に気づき、チャンスにつなげる喜びも体験できます。皆さんも一歩踏み出して新しい自分に出会ってみませんか。
中川 真智子
高齢者や、子ども、障がい者への支援など、地域の課題は、今や行政だけですべてに取り組むことは難しく、市民や企業、行政がそれぞれの強みを活かす共働した取り組みが必要となっています。受講のきっかけの一つは、地域の課題解決の手法を学びたいと思ったことでした。
前半のモジュールでは、ワークショップなどのいろいろな手法を学ぶことができました。後半からは、イノベーション創出のための効果的な手法であるデザイン思考を学びながら、チームで活動を進めていきました。これで良いのかと迷うことも沢山ありましたが、自分たちで決めたテーマに沿って、計画し、関係者へのインタビューや、関連講座への参加、また、学んだスキルを活かして市民を対象としたワークショップも開催しました。いつのまにかチームの絆もでき、議論しながらしっかりと取り組むことができました。
また、様々な手法を学ぶ中、自分の思いや、もやもやをレゴブロックを使って表し、それを言葉で表現していくレゴ?シリアスプレイ?は、とても貴重な体験でした。気づかなかった自身の思いや思考の変化をはっきりと知ることができました。
今回の学びの一番の収穫は、自分自身がこれから取り組むべき課題を見つけることができたこと。また、チームとして共に進むことができる仲間ができたことです。自分自身の「地域の人たちと外国人との顔の見える関係をつくる」という目標に向けて、これからも活動を進めていきたいと思います。
三原 明子
後々社会人大学院でもう一度法律を学びたいと考え、常に情報収集をしていた私の目に飛び込んできたのが福岡女子大学の「社会人学び直しプログラム」の募集でした。今の会社に現場勤務として入社した後、異動し研修を行う機会が増えた私は「理解してもらえ、説得力のある話し方」を学び、仕事に活かせることが出来たら、と受講を申し込みました。
素晴らしい講師陣達の授業はもちろんですがそれ以上に私の財産になったのはメンバー達との出会いです。毎回、お互いを認め合い、傾聴し、考えを述べ合うという事は本当に良い経験になりました。大好きなメンバー達とはこれからもつながり続けていきたいです。大学で学んだ「違いを受け入れ、そして楽しむ。」という事はあらゆる場面で役立つと思っています。
私は今後、研修で様々な意見を引き出し、まとめていく事が出来ればと考えています。プログラムを受講し再認識したのは学ぶ事の楽しさです。いくつになってもどういう環境でも学び続けるという事がいかに自分の人生を豊かにしてくれるかという事を痛感しました。皆さんも学びの世界に飛び込んでみませんか。
後藤 真里子
私が、この「イノベーション創出力を持った女性リーダー育成プログラム」を知ったのは、「福岡女性いきいき塾」の成果発表会に行った際、戴いたパンフレットからです。
ちょうど、その1年前、福岡県女性管理職ネットワーク「WE-Net」で活動していた時に、初めて社外の方と活動し、自分の考えや働き方が遅れている、まだまだ学ぶべきことがあるのではないかと思っていたところでした。パンフレットにあった「学び直し」という言葉がとても心に残り、説明会、体験授業を受け、応募を決めました。
1年という短い期間でしたが、素晴らしい仲間や先生方との出会いは、私にとっての大きな財産になりました。また、学んでいく事は、私にとっては自分自身と向き合う時間になりました。今まで積んできた経験を棚卸し、学んでいることと紐付け作業をしているような、そんな時間だったと思います。また、ここでの研究をもとに新たな活動も続けることが出来ています。
研究の中で出会った方々との繋がりや、会社の中だけでなく、社外での活動の場を持つことは、また新たなキャリア形成に繋がっていると思います。小さな一歩を踏み出すことで、大きな前進を遂げることが出来た、そんな素晴らしい1年だったと思います。

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