本の紹介５１号　　　平成３０年１１月１日

みなさん、お昼ごはんはどうしていますか？外食派ですか？それとも手作り弁当派ですか？
今回は、お財布にも身体にも優しい「弁当」にスポットをあてたいと思います。
最近では、「弁当」も国際的になり、日本の弁当文化が「BENTO」として注目を集めている
ようです。日本を訪れた外国人が、バリエーション豊かな日本の弁当箱を買い求めたりもして
いるようですね。
さぁ、お弁当を持って、どこかへ出かけましょう?

　　ｔｔｋｋ　著　【今日も嫌がらせ弁当反抗期ムスメに向けたキャラ弁ママの逆襲】
　　　　　　　　　　　　　三才ブックス2015.2請求記号596.4/15学
　　娘の高校入学から卒業までの３年間を、母は「嫌がらせ弁当」を作り続け、
　反抗期の娘は食べ続けた。３年間にわたる親子の戦いの軌跡を振り返る、
　笑いあり涙ありのお弁当エッセイです。

　　　　　　　　　　　高田郁　著　　　　【八朔の雪みをつくし料理帖】
　　　　　　　　　　　角川春樹事務所2009.5請求記号913.6/13学/1
　　神田御台所町で、江戸の人々にはなじみの薄い上方料理を出す「つるや」。
　店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で幼い頃に水害で両親を
　失い、天涯孤独の身であった。そんな澪の所に、「澪の料理を食べたいと言う人
　から頼まれた」と男が風呂敷包みに包んだ弁当箱をさし出し、「これに詰めて
　もらいたい」と言う。頼んだ人は、いったい誰なのか？澪の奮闘と、それを囲む
　人々の人情あふれる連作時代小説です。

　　佐藤剛史著【すごい弁当力！子どもが変わる、家族が変わる、社会が変わる】
　　　　　　　　　　　　　五月書房2009.8請求記号498.5/Sa85
　一昨日の夕食は思い出せなくても、弁当の思い出は、鮮やかによみがえってくるもの。
心の中に弁当が刻まれている。それが弁当の力だ。きっとあなたも弁当が作りたくなる。