授業プログラムのリアル

Interview

オンリーワンの研究

福女大だから実現できた、ChangeとChanceの4年間

廣嵜 真由 MAYU HIROSAKI

2018年 環境科学科 4年生

オンリーワンの研究

私はアブラナ科植物のUV耐性を高める研究をしています。シロイヌナズナというモデル生物にルッコラの遺伝子を組み込んで、紫外線という環境ストレスに植物がどのようにして耐性を持つのか調べる研究です。現在、学部3年生と4年生のうち植物で研究をしている学生は私以外にはいません。実験は失敗ばかりで大変なことも多いですが、興味のあることを学べることをありがたく思い、ゆくゆくはヒトの健康機能維持につながる研究であると信じて頑張っています。

自分たちで豊かにしていく寮生活

私は2年生のとき、新入生や留学生のサポートをしたり大学とのパイプになって寮生活をよりよいものにしたりする、“なでしこメイト”を務めていました。任期中一番の成果は、チーム活動を社会に目を向けさせるようなしくみにしたことです。大学がある、大学生がいる、それだけでコミュニティは随分と変わります。社会の一員という自覚を持ち、1年生のうちからさまざまな視点で考えられるようになってほしいという願いから、体制を変えました。1年間ともになでしこメイトを務めた3人は、ずっと仲良くしていきたい友達です。

大学院進学の決め手となった海外語学研修プログラム

私は2年生のとき、春季長期休暇を利用してASEAN in Today’s the worldというプログラムに参加しました。ASEAN諸国からさまざまな国籍の学生が集まり、一緒に授業を受けたり文化体験をしたりしました。私の参加した年はベトナムが拠点となったのですが、そのときに熱帯?亜熱帯地域の環境や農作物に興味を持ちました。その興味はのちに大学院進学の志望動機となり、来春から京都大学大学院農学研究科で熱帯果樹の研究をすることになりました。

九州ブロック学生事務局としての活動

入学してすぐに委員会決めがあり、そこで私は生協委員になりました。当時は特に何も思っていなかったのですが、活動していくうちに協同組合の理念に共感するようになり、ありがたいことに九州全体の組合員活動をサポートし発展させる「学生事務局」を務めることになりました。任期である3年生の11月くらいから4年生の1月くらいまで活動しました。具体的な活動内容は、担当となる大学生協の自立を目的とした会員支援と九州ブロック方針に基づいた課題を浸透させ、より良き生活の実現を目的とした分野推進です。九州の大学生の中で1年にたった8人ほどしかできない経験ができ、全国規模で仲間が増え、自分を成長させることができました。

Message

後輩のみなさんへのメッセージ

福女大なら実現できる!

私の所属する環境生命履修コースは、植物をターゲットにする研究室はなくなりましたが、学びたいことを学ぶのが大学で、大学は学生のためにあります。皆さんは本当にやりたいことは何か、どういう大人になりたいかを想像して大学を選んでください。「学ぶ」という意欲があれば環境は自分に合ったものに変わります。なんとなくで周りに合わせず、自分だけの大学生活を選んだ方がずっと楽しい。福女大なら実現できると思います。

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